江藤拓農水大臣の辞任の引き金となった「コメを買ったことがない」発言。しかし、辞任の背景には石破政権の支持率低下と、コメ価格問題で結果を出せなかったことがあります。

コメ価格問題の核心は、コメを安く提供できるかどうかにあります。政府は備蓄米を放出したものの、最新のスーパー小売価格は5キロで4268円と、一旦下がった価格が再び最高値を更新してしまいました。

「コメ担当大臣のつもりでやります」と語っていた小泉進次郎氏ですが、いきなり難題が待ち受けています。コメ価格が下がらない要因の一つとされる備蓄米の流通量の少なさをどう改善するのか、そして備蓄米制度自体の見直しが必要ではないかという声も出ています。

未だに近くのスーパーで見たことがない備蓄米。どうしてここまで流通しないのか?流通の流れを見てみると…