子どもたちに自転車の安全な乗り方を学んでもらおうと、宮崎県えびの市で、プロのスタントマンによる交通安全教室が開かれました。

これは、JA共済連宮崎と県警察本部などが開いたもので、20日は、えびの市の飯野中学校の全校生徒、およそ180人が参加しました。

教室では、プロのスタントマンが自転車と歩行者による衝突事故や二人乗りや並走などルール違反をした複数の自転車による事故を再現。
生徒たちは、交通事故の恐ろしさを改めて感じていました。

(生徒)
「実際に見て怖く感じた。交通ルールをしっかり守り、交通事故を起こさないように気を付けていきたい」
「今後は、ヘルメットをするときは締めるとか、ちゃんとタスキをするとかを心がけていきたいと思った」

警察によりますと、県内では去年、自転車による交通事故が276件発生し、このうち、35件が中学生がからむ事故だったということです。