犯罪捜査や行方不明者の捜索などで活動する警察犬の能力向上を図ろうと、宮崎市で競技会が開かれました。
県警察本部が開催している20日の競技会には警察犬37頭が参加しました。
競技会では、においをたよりに行方不明者などの足取りをたどり、遺留品を見つける「足跡追及」と、人を探し出す「地域捜索」の2種目が行われ、制限時間内でその正確性を競いました。
(参加した訓練士)
「去年、えびので(行方不明者を)生存発見している」
(宮崎県警察本部鑑識課 甲斐育世さん)
「現場に強い警察犬を指導士には育ててほしい。警察活動に協力いただいて、それが警察活動にいかされていけばいいと思っている」
県警察本部によりますと、県内では去年、行方不明者の捜索や犯罪捜査の現場に警察犬があわせて94回出動しているということです。