軍事政権であるため、国外からの支援が難しく、届きにくい状況
「ミャンマーの人々に寄り添う会」は、現地の被害の状況について、写真の展示で伝えました。
またステージでは、会が協力して、埼玉県内などで募金活動を行っている在日ミャンマー人の女性が現状について、「普通の募金、と言っても説明が難しいですが、例えばコンビニとかスーパーとかに置いてある募金箱にお金を入れると、そのお金は政府の実権を握る軍を経由します。
もしかすると、寄付したお金が、本当に困っている人たちのための寄付にならなくて、民主化勢力が強い地域への空爆に変わっていたり、武器に変わっていたりっていうこともあり得るんじゃないかと思われます。
寄付してくださることはすごくありがたいことなんですが、そういうことがあり得るということも考えていただきたいと思います」と訴えました。

司会が「どうすればいいでしょうか?」と問いかけると「浦和駅、埼玉県内だけでなく、各地でミャンマー人コミュニティが街頭募金を行っています。
また、民主化を求める国民統一政府が様々な在日ミャンマー人団体と協力して行っているクラウドファンディング(「ミャンマー中部で発生した大地震で被災したミャンマーの人々に緊急支援を!」一般社団法人国際ミャンマー学者・専門家協会)もあります。
街で見かけたり、インターネットで見つけて、支援に利用してほしい」と答えました。