19日午後6時13分に桜島の南岳山頂火口で噴火が発生し、噴煙が火口から2500mの高さまで上がりました。桜島の時間帯別の降灰予報は画像で掲載しています。

この爆発で、やや多量の噴煙が東に流れ、大きな噴石が火口より500から700mの8合目まで飛散しました。

桜島の爆発的噴火はことし106回目です。


火口から北東の霧島市福山方向に火山灰が流され、1時間以内に鹿児島市(桜島)ではやや多量の降灰があり、降灰は霧島市まで予想されます。

また、火口から北東方向およそ4kmまでの範囲では、 小さな噴石が風に流されて降るおそれがあります。

1時間以内に予想される降灰量は各市町村の多いところで次のとおりです。  
やや多量 鹿児島市(桜島)  
少量   鹿屋市、垂水市、霧島市

やや多量の降灰が予想される範囲内では、傘やマスク等で防灰対策をして、徐行運転を心掛けてください。 小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。

噴火警戒レベルは3の入山規制が継続しています。