JR飯山線の列車の屋根で見つかった男性の遺体は、発見される前の日から列車の上に乗っていて、長野と新潟の県境を3回またいだとみられることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。

今月15日に遺体が見つかったのは、JR飯山線の十日町駅に停まっていた長野発の普通列車の屋根の上です。

警察によりますと、身長175センチほどの40代くらいの男性とみられ、うつぶせの状態で頭から血を流していました。

長野駅のカメラには、出発する列車の上に遺体がのっている様子が映っていましたが、その後の捜査関係者への取材で発見される前日の14日から遺体がのっていたとみられることが新たに分かりました。

列車は14日に遺体を乗せたまま長野県と新潟県を往復。そして翌15日に長野駅を出発し、十日町駅に到着した後に発見されたとみられています。