活発な活動が続いている桜島では山体の膨張が続いていて、気象台は大きな噴石などを伴う噴火や降灰に注意を呼びかけています。桜島のきょう・あすの降灰予報は画像で掲載しています。
桜島では12日から続いた山体の膨張が15日の噴火で一時的に収縮したものの再び膨張が続いています。
南岳山頂火口では16日からきょう17日午後3時までに噴火が12回、爆発が11回発生し、噴煙が最高で2700メートル上がったほか、弾道を描いて飛ぶ噴石が火口から900メートルまで達しました。南岳山頂火口と昭和火口は17日夜から雲に覆われ、噴煙の状況は分かっていません。
桜島ではレベル3の入山規制が継続中で、気象台は、火口からおおむね2キロの範囲で、大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。