台湾できょう、唯一稼働していた原子力発電所が運転を停止します。これにより台湾は「原発ゼロ」が実現することとなります。

台湾経済部や台湾電力によりますと、南部の屏東県にあり、現在唯一稼働している原子力発電所がきょう、運転を停止する予定で、これにより台湾では「原発ゼロ」が実現します。

一方、国会に相当する立法院では13日、「今後AI関連の電力需要が高まる」として、野党主導で原発の運転期間を最大で20年延長できるとした関連法の改正案が可決されています。

与党・民進党は前の蔡英文政権から「原発ゼロ」を主張していて、ただちに運転延長に舵を切ることはないとみられます。