〈大相撲夏場所 7日目・17日 東京・両国国技館〉

“夏場所”6日目の取組では、西大関・琴櫻(27=佐渡ヶ嶽)に「寄り倒し」で敗れ、痛恨の3連敗となった東前頭四枚目の尊富士(26=伊勢ヶ濱)。「白星」への期待がかかるなか、尊富士の7日目の取組は毎場所、注目が集まる大一番となりました。

相手となったのは、“ライバル”とも称される東大関・大の里(24=二所ノ関)です。大の里は“角界の頂点”を目指して今場所「綱取り」に挑んでいて、絶好調のまま、順調に白星を重ねて現在6連勝中。年齢も近い上に、ともにその「強さ」で数々の最速記録を上げていることもあり、“ライバル”とも称されています。

そんな2人の初顔合わせは、2024年の春場所(三月場所)。これまでに3度の直接対決をしていますが、その対戦成績は、大の里が2勝、尊富士が1勝です。

110年ぶりの新入幕優勝という“伝説”を残している尊富士と、最速での横綱昇進という新たな“伝説”を目指している大の里との大一番の勝負の行方は…。