低気圧からのびる前線の影響で、九州北部地方は大気の状態が不安定になっています。長崎県内でも北部を中心に激しい雨がふり、対馬市ではがけ崩れが発生。けが人や民家への被害はないということです。

気象台によりますと、日本海西部に低気圧があって寒冷前線が対馬海峡から東シナ海へのびています。

九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、長崎県内でも大気の状態が不安定となっています。

17日朝までの24時間に119ミリの雨が降った対馬市では、上対馬町琴から上対馬町舟志の市道で、およそ5メートルにわたり道路横ののり面が崩れ、一部が通行止めになっていましたが、昼頃に解除されました。

17日は、前線が九州北部地方を南下する見込みで、気象台では17日夕方にかけて落雷や突風、急な強い雨に注意するよう呼びかけています