「平和のため忘れないで」被害者の想い

80年以上の時が経ち、被害を生き延びた人の多くがすでにこの世を去りました。李さんが最後の生存者です。
北たん村で李さんから直接証言を聞いた高畠さん。叔父が毒ガスを作ったことへの謝罪の気持ちなどを直接、李さんに伝えました。

高畠修さん
「謝罪します」
李欣有さん
「謝罪はもう言わなくてもいいです。しかし、あの歴史は忘れてはいけません。平和のためにも」

高畠修さん
「絶対忘れないで平和のためにこのことを引き継いでほしいと。許そう、しかし忘れないと、ものすごく突き刺さりました」