ことしの慰霊の日に開催される追悼式典に、国連の中満泉事務次長と、被団協=日本原水爆被害者団体協議会の田中重光代表委員が参列することが分かりました。玉城知事が16日の会見で発表しました。
2人は慰霊の日に開催される沖縄全戦没者追悼式に参列するほか、翌24日に開催されるシンポジウムに登壇し、軍縮や核兵器廃絶に向けた取り組みについて講演するということです。
▼玉城知事
「我々が常に皆さんに発信をしている平和を希求する沖縄の心をさらに国内外に強く発信する機会にもなると思っておりますし」「それぞれの組織を代表してご参加いただけるもので非常に意義深いと考えています」
また玉城知事は、自民党の西田参院議員や参政党の神谷代表の歴史認識などをめぐる一連の発言について見解を問われ「ありったけの地獄を集めたと形容される凄惨、悲惨な沖縄戦の体験者や遺族、県民の心を深く傷つけている」と述べました。
そのうえで、2人に限らず全ての国会議員に対して、実際に県平和祈念資料館などを訪れて、平和を希求する県民の強い思いに真摯に向き合ってほしいとの考えを示しました。
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