鹿児島県内の各地の話題を紹介する「かごしま南北600キロ」。今回は、日置市の話題です。
日置市東市来町養母の伊勢神社です。この日、集落の青年たちが集まり、ついたちおどり=「チタッオドイ」と呼ばれる棒踊りが奉納されました。
踊りはおよそ200年前に古流剣術「示現流」を取り入れて考案されたもので、棒や鎌などを持った踊り手が豊作や悪疫退散を祈願して歌い踊りました。
昔は鈴懸馬や手踊りなども奉納されましたが、近年は少子高齢化が進み、規模の縮小などが課題となっています。
撮影は、日置市のふるさと特派員・楠生恭二さんでした。