ソメヤでは3か月に1回、全従業員の声紋分析を実施し、体調の変化をとらえる指標の一つとしています。

分析を受けた薬剤師の足達正和さんは、「思っていたよりストレスや疲れがたまっているということが、実際に結果として現れる感じです」と話します。
導入から2年が経過し、同社では離職率の低下にもつながっているといいます。

ソメヤ 染矢将吾社長:
「スタッフ同士が『自分と全然違うんだ』というのが分かることで、他人のことを尊重できるというのがまず大きいです。『以前とだいぶ変わっているよね。ちょっと話を聞いてあげた方がいいんじゃないか』といった形で、できる限り早く不調を発見してあげることにつながっていると思います」