沖縄県議会では13日、自民党の西田参院議員の一連の発言を検証するため、ひめゆり平和祈念資料館の普天間館長を招いた勉強会が開かれました。普天間館長は、「本質的な謝罪・撤回は行われていない」として、県議会に全会一致の抗議決議を求めました。

自民党の西田昌司参院議員はひめゆりの塔の展示をめぐる発言を謝罪・撤回したものの、県内の沖縄戦の教育について、「かなり滅茶苦茶な教育をしている」などと発言したことについては、「間違っていなかった」と主張しています。

▼勉強会で 普天間朝佳 ひめゆり平和祈念資料館・館長
「元ひめゆり学徒の膨大な証言記録、そして沖縄戦体験者の膨大な証言記録」「それに基づいて展示がつくられている」

西田議員が「ひめゆり」の「歴史の書き換え」とした発言について謝罪・撤回したものの、「発言自体は間違っていなかった」と述べたことについて勉強会では、次のようなやり取りがありました。