博覧会協会は「民間同士のトラブルで関与できない」といい…

万博の運営主体である博覧会協会は、このトラブルをどう受け止めているのか?下請け業者A社の問い合わせに対し、協会は「参加国が元請け業者に工事費を支払っていないというトラブルであれば、参加国に指導できるが、今回の場合は民間同士のトラブルであり、関与することはできない」と話したといいます。

この対応に、A社の安藤さん(仮名)は…

海外パビリオンの1次下請け業者A社・安藤さん(仮名)
「あり得ないことが今、本当に実際に起こっているんだなっていうのが率直な気持ちです。ちゃんと国であったりとか政府であったりとか、博覧会協会であったりとか、そういったところがきっちりヒアリングをして対応してくれるかなっていう期待は持っていました。非常に腹立たしく思っています。(万博工事を)やらなければよかったって、やっぱり今でも思います」

現在A社は、元請け業者Xに対し、未払い金の支払いを求める民事訴訟の準備を進めているといいます。