満員電車のストレスをなくす『早起きは1000円の得制度』

都内にあるヘルスケア商品などを取り扱っている会社「パスクリエイト」で取り入れられているのは、『早起きは1000円の得』制度。
始業時間の1時間以上前に出社すれば1日500円、2時間以上前なら1日1000円が支給されます。
福利厚生の一環として、満員電車を避けることによるストレス軽減などを狙っています。

パスクリエイト社員の内田さんはー
「この時間(朝7時)に来ると座って来られたり、朝すっきりして出社することができます。」
早起き手当の1000円を活用し、お得にランチなどを堪能しているそうです。
コメンテーター 友利新:
企業にもプラスになるので、ちゃんと考えて実践できる経営者が素晴らしいですよね。
「通勤時間」は“必要”だった!?

米国ラトガース大学のクリスティ・L・マカルパイン氏の研究に「通勤時間は必要」というものがあります。(『世界最高峰の研究者たちが教えるストレス解消法』総合法令出版)
コロナ禍でリモートワークが急増し通勤時間がなくなったことで、仕事とプライベートの境界線がなくなりストレスが増えているというのです。
通勤時間は「仕事」と「家庭」両方から解放され、ギアを切り替えるために必要な時間で、仕事とプライベートの境界線を設けることはメンタルヘルスにとっては重要だとしています。
リモートワークをしている人は、仕事の始まりと終わりを示すために、15分程度の散歩をしてみるのもいいそうです。
(ひるおび 2025年5月13日放送より)