トランプ関税交渉に「3~4年前が頭をよぎる」農家の懸念

自動車や鉄鋼などの輸入品に対する関税を引き上げ世界を揺さぶるアメリカのトランプ大統領。日本も例外ではなく、政府は関税措置の見直しを求め4月からアメリカとの交渉を続けている。

赤沢亮正・経済再生担当大臣は「ウィンウィンの関係になるような、そういう合意に向けてできる限り前進したい」と話し、コメの輸入拡大も取り沙汰されているからだ。

佐賀県江北町の農家 北原良太さん
「今でこそやっぱりお米が高いって言われてますけど、逆に3年、4年前はすごいお米の価格はそこまで下がってて、本当に採算が取れないぐらいまで下がった時期があったんです。だから、やっぱり輸入額が増えてくるとやっぱりそれが頭をよぎりますね」