「スーパーに行ってもね、なんか米一揆みたいな感じで、どこもお米がなくって」。東広島市での田植え体験会で、参加者の不安の声が聞かれました。コメ価格高騰が続く中、卸業者は「備蓄米の購入条件が緩和されれば、積極的に販売したい」と話します。

先週末、東広島市で開かれた田植え体験会。コメの卸会社「食協」が毎年開催するこの行事は、消費者にコメ作りに親しんでもらうのが目的です。

しかし今年は、コメ価格の高騰を背景に、参加者の関心は別の方向にも向いていました。

「この価格はいつ頃下がってくるのかなっていうのを知りたいですね」と、幼児を抱っこした母親は話しました。