サッカー「天皇杯」の青森県代表決定戦が11日に行われ、JFLの「ラインメール青森」がPK戦の末、「ヴァンラーレ八戸」を破り、本戦への出場権を獲得しました。
白のユニフォームのラインメールにとっては“格上”J3のヴァンラーレが相手となった“県サッカー頂上決戦”。
互いにリーグ戦で好調の一戦は、前半から互いに相手エリアで得点を奪おうと積極的に攻撃を仕掛けますが、得点に結びつきません。
後半も膠着した状態が続くと、試合はスコアレスのまま突入した延長30分でも決着がつかず、運命はPK戦に委ねられます。
PKでは、互いに2人ずつが外して迎えた8人目のキッカーでした。
ヴァンラーレは蓑田!
キーパー廣末がこれを止めてプレッシャーを与えると、ラインメールは斉藤がPKに臨みます。
そして、PK戦を制したラインメール青森が格上撃破で、5年ぶりの4回目の優勝です。
ラインメール青森 遠藤元一 主将
「自分たちの力がどれだけ試せるかというところと、絶対負けたくないという気持ちで勝つことができてよかった。青森の代表として責任を持って、しっかり勝つところをみせたい」
ラインメール青森は、5月25日の「天皇杯」1回戦で北海道代表のチームと対戦します。