近畿南部では、10日朝にかけて、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。

気象庁によりますと、10日は日本海西部の低気圧が東北東に進み、10日午前中は前線が近畿南部に残る見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
 雨雲が予想より発達した場合は、10日朝にかけて警報級の大雨となる可能性があります。

降り始め(9日08時)から10日04時までの降水量(アメダスによる速報値)
  滋賀県
    高島市今津 53.0ミリ
  奈良県
    下北山村佐田 98.5ミリ
    十津川村葛川 83.0ミリ
    上北山村小橡 61.0ミリ
  和歌山県
    那智勝浦町色川 101.5ミリ
    新宮      100.5ミリ
    古座川町西川   97.5ミリ

近畿南部では、10日朝にかけて、局地的に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。
10日に予想される1時間降水量は多い所で、
  近畿南部 50ミリ

低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。