「この世界リレーは大事な大会」
チーム最年長のサニブラウンは9日の前日会見に出席し、「リレーはチームスポーツ。個人では世界と差があっても、技術や先輩方が繋いできた経験で世界に追いつくことができた。そこがリレーの魅力」と英語でリレーの醍醐味を話し、「この世界リレーは世界陸上に向けて、しっかりつなげていくための大事な大会」と改めて気を引き締めた。
さらに「日本チームの選手全員がここにきている訳ではないんですけど、ここでいい走りをして、バトンをつないで。過去数年間悔しい思いをしているので、東京(世界陸上)はみなさんの前で走れる、またとない機会なので、しっかりといいパフォーマンスを見せて、いい結果を日本のみなさんに届けられたらなと思います」と意気込みを語った。
今回はサニブラウン以外は日本代表として初のリレーとなる。鵜澤は3日の静岡国際の男子200mで20秒13(追い風1.8m)をマークし、世界陸上の参加標準記録(20秒16)を見事突破した。
出雲陸上(4月13日)の男子100mを制した愛宕、織田記念(4月29日)を10秒12(+0.4m)で優勝した井上、世界室内陸上(3月、南京)60m日本代表の西岡にも勢いがある。
海外勢の注目選手は、男子4×100mリレーでは、パリオリンピック™200m金メダリストのL.テボゴ(21、ボツワナ)、同200m銀のK.ベドナレク(26、アメリカ)、100mで銀のK.トンプソン(23、ジャマイカ)らがエントリーしている。

















