7日午後、山口県下関市長崎町の住宅密集地で起きた火災で、警察と消防は8日午前9時すぎから実況見分をして火が出た原因などを調べています。
この火事で空き家を含めた複数の建物が焼け、女性(80代)と男性(70代)がやけどをしました。
一夜明け、現場の様子を見にくる人の姿もありました。
自宅が燃えた住民
「思わなかったときに一瞬でやってきて、本当にすべてをなめ尽くして、なくなってしまうんだなと。知っていたはずなのに、いざ実感するとショックが大きい」
近所の住民
「びっくりした。テレビで初めてわかった。こんなに燃えているとは思わなかった」
現場はJR下関駅から直線距離で約1キロの古い住宅が密集する地域です。
警察と消防は詳しい状況を調べていますが、焼失面積が広く、焼けた家も多いことから実況見分は数日かかる見通しということです。