医療機関も体制変わる 発表の形式も変更

大阪のクリニックでは、発熱外来で使っていた陰圧テントを撤去する作業に追われていました。5類になったことで、原則どの医療機関でもコロナ疑いの患者の診察が行われることになりました。クリニックでは発熱外来の予約を廃止して一般の診療時間ならいつでも受診できるよう変更されました。

厚労省が全国、そして都道府県別にまとめている新型コロナの感染者数とインフルエンザの感染者数。いずれも特定の医療機関による「定点把握」の報告となっています。

インフルエンザについては、全国的には2023年の12月と、2024年―2025年の年末年始の2回、大きなピークが認められます。また新型コロナについては、2023年と2024年の夏から秋ごろにピークが認められます。また地域ごとに特性が出ています。

厚労省は、2025年第15週(4月7日~13日)以降の数値は、急性呼吸器感染症サーベイランス開始による定点医療機関設置基準の変更に伴い定点数が変更されているため、データの解釈には留意が必要となるとしています。

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