ゴールデンウイーク連休明けの7日、長崎市と大村市では小学生が地域の産業にふれる体験学習が行われました。

長崎市立小ヶ倉小学校の5年生が乗り込んだのは、海外でマグロ漁などを行うまき網船です。

船に積まれたヘリコプターの役割は。

「ヘリコプターを飛ばして魚の位置を把握してそこに向かう」「最短距離で船を動かすことができる」

今回の乗船体験は、まき網船の寄港に合わせて子どもたちに水産業をもっと身近に感じてもらおうと、船を所有する東洋漁業と長崎市が初めて開催しました。
児童らは船の操縦室や魚の貯蔵庫など、およそ1時間かけて船内を見て回りました。

女の子「魚を入れるところが1100tまで入ることがびっくりしました」

男の子「こんな仕事したいと思いました。船を操縦する人たちがかっこいいと思ったからです」

女の子「こんな人がいるから私たちはこうやって魚を食べられて感謝しています」

東洋漁業・松本聡常務取締役「こういう知らないことを教えていって興味を持ってもらうことが一番かなと思っております」

東洋漁業と長崎市は水産業の担い手確保に向けて今後も乗船体験を続けたいとしています。