新教皇の有力候補はどんな枢機卿?予想困難との声

専門家によりますと、フランシスコ教皇は同性婚に踏み込んだり、バチカンの要職に女性を登用するなど、比較的改革路線と言われてきました。今回はどんな人が注目されているのでしょうか。
たとえば「バチカンのナンバー2」と呼ばれるイタリアのパロリン枢機卿、保守派とも話ができる中道派として知られているそうです。また、「アジアのフランシスコ」と呼ばれるフィリピンのタグレ枢機卿はリベラルに近いと注目されているそうです。しかし、過去の例からはこんな言葉があるそうです。「教皇(候補)としてコンクラーベに入るものは枢機卿として出てくる」つまり予想が当たらない、結果を予測することは非常に困難ということのようです。
前回のコンクラーベを取材した記者は、上がった煙が白か黒かわかりにくくグレー色で周辺はざわついたと話していました。その後白い煙があがると大歓声が上がったということです。環境問題、国際関係、社会問題など、世界が抱える様々な課題。新しい教皇からどんなメッセージが発信されるのか、大変注目が集まります。