10項目で分かる「スマホ認知症」の危険度チェックリスト
「“スマホ認知症” 危険度チェックリスト」という10項目のチェックリストがあります。

【“スマホ認知症” 危険度チェックリスト】おくむらメモリークリニックの奥村歩理事長によると
(1)スマホが手元にないと不安
(2)トイレや風呂にスマホを持ち込む
(3)スマホがないと眠れない
(4)通知音・バイブの空耳がする
(5)人・ものの名前がすぐに出ない
(6)気の利いた言葉が出てこない、相手の返答に困る
(7)仕事や家事の効率が悪くなった
(8)仕事・家事・育児など、考える事がたくさんある
(9)心配性である
(10)睡眠不足
スポーツジャーナリスト・大阪芸術大学教授 増田明美さん:
そもそも私はいまだにガラパゴス携帯なんです。ガラケーとパソコンだけで生活しているので、(1)~(4)など、当てはまらないものが結構ありました。
井上キャスター:
ガラケーの人は(スマホ認知症)になりづらいのでしょうか。

スマホ認知症に詳しい 内野勝行さん:
そうですね。増田さんの手元を見ると、凄まじいメモを書いています。やはり「アウトプット」をきちんとしているのが、記憶の一番のポイントかなと思います。スマホにしても、おそらく認知症になりにくいのではないかと思います。
井上キャスター:
脳に膨大な情報が入ってきても、アウトプットをしっかりとしている人は、スマホ認知症になりにくいのでしょうか?
スマホ認知症に詳しい 内野勝行さん:
そうです。スマホは悪ではなく、自分できっちりと主体的に情報を取ろうとすれば有益なツールです。
漫然と、何も考えずに見てしまう。これによって、脳が「情報のゴミ屋敷状態」になるのが「スマホ認知症」です。そのため、きっちりとした主体性をを持って使えば大丈夫です。