自分で都合のいいように判断してしまった
Q.高齢者のドライバーの事故が社会問題化してる中、免許返納の動きが進んでいると思いますが、自分も不安だなとか思いましたか?
「それは多少ありました。事故の加減というか、度合いによって、自分で都合のいいように判断してしまったのが現実です」
Q.今振り返ってみて、思うところありますか?
「毎年、人間ドックは受けているものですから、1年間に1回、全体のドックは受けております。通院は1か月に1度ぐらい、同じ医師に通って、朝昼晩、いくつかの病気の薬を飲んでるものですから、その中で何か見つかればいいかなっていう風な程度で過ごしていました」
「たら、れば、になりますけど、せめて3月初めに起こした事故の時に、もうちょっと慎重に行うべきだと今つくづく思います。本当に亡くなった琴陽さんには申し訳なく思っております。どういう風な言葉で言っても返す言葉はありませんが、今後、一生をかけて、運転はできなくても、やれることをよく考えて償っていきたいと思います」
Q.これまで現場で手を合わせたことは?
「4月14日までは自由が効かなかったものですから、考えていても行動に移すことはできませんでした。釈放されてから、少しずつ、どうすればいいか、お通夜の席や、ご自宅を訪問はすることはなかったんですけど、頭の中には一部思っていましたので、今後、これから家族と相談して、できる範囲でやれることを一生続けたいと思います」
「きのう、女の子の自宅に行って、きょうからまず現場へ行って手を合わせ、毎日手を合わせることをしようという、きょうが始まりです」














