ことしのゴールデンウィーク期間中、長崎県対馬市で国の天然記念物であり絶滅危惧種にも指定されているツシマヤマネコ2匹が、相次いで交通事故により死にました。天然記念物を車ではねてしまった場合、ドライバーは罪に問われるのでしょうか?

対馬野生生物保護センターによりますと、4月29日と5月3日、長崎県対馬市内の国道でツシマヤマネコの死骸が相次いで発見されました。どちらもオスの亜成獣で胸部などを強く打っており、交通事故死とみられています。
統計を取り始めた1992年以降、ツシマヤマネコの交通事故は154件で142匹が死んでおり、致死率は9割を超えています。