JR九州は5日、長崎県の佐世保線で普通列車が停車駅を40メートル通り過ぎて止まる「オーバーラン」が発生したと発表しました。

オーバーランが発生したのは、JR佐世保線の大塔駅です。

JR九州によりますと、5日午前7時40分過ぎ、約40人を乗せた佐世保発鳥栖行きの2両編成上り普通列車がホームを通り過ぎ、ホーム終端から40メートルの位置で停車したということです。

踏切の関係で列車が退行できなかったことから、大塔駅で降車予定だった4人は次の早岐駅で下りて下り列車に乗り換え、大塔駅で乗車予定だった3人は後続の列車に乗車したということです。乗車予定だった客を含めけが人はいませんでした。

JR九州では原因について「乗務員が考え事をしていたことにより停車ブレーキが遅れた」としています。