春の鴨川にアユが遡上 しかし落差工が遡上の妨げに

春になると、鴨川には海からアユが遡上してきます。アユは川で生まれ、海や河口で冬を越し、春に再び川を上る回遊魚。上流の浅瀬でコケを食べて栄養を蓄え、夏の終わりには中流域に下って産卵します。
しかし、アユは高さ1メートルを上回る段差を越えることができません。つまり、鴨川の落差工は、天然アユにとって長年越えられない、遡上の妨げとなっていたのです。
春になると、鴨川には海からアユが遡上してきます。アユは川で生まれ、海や河口で冬を越し、春に再び川を上る回遊魚。上流の浅瀬でコケを食べて栄養を蓄え、夏の終わりには中流域に下って産卵します。
しかし、アユは高さ1メートルを上回る段差を越えることができません。つまり、鴨川の落差工は、天然アユにとって長年越えられない、遡上の妨げとなっていたのです。