創建1300年を迎えた宇佐神宮で荘厳な朱塗りの西大門が改修工事を終え、参拝者にお披露目されました。
老朽化により大規模な改修が行われていた宇佐神宮の西大門。檜皮の葺き替えや飾り金具の新調などを行い、2年半に渡る工事が終わったことから、2日、完成を祝う「通り初め式」が行われました。

式では神事のあと、関係者らが鮮やかな朱色に塗られた切妻屋根の門をくぐり、参拝する人に奉祝餅と呼ばれる紅白の餅が配られました。
(宇佐市・後藤竜也市長)「大変うれしく思っています。このように通り初めができて、多くの方に訪れていただくことが市にとって非常に大きな弾みになると思います」
5月17日からは将棋の藤井聡太七冠による名人戦が行われる宇佐神宮。10月には天皇陛下の使いが訪れる10年に1度の勅祭も行われます。