怪しいと思ったら接点を持たない
(ニセ岐阜県警)「さっそくやって終わらせてしまいましょう。UFJ(銀行)のアプリ、起動させていただけますか?」
(番組スタッフ)「はい、起動させました」
(ニセ岐阜県警)「では宛先をお伝えします。×××銀行×××支店普通口座…。口座名義人を確認して、こちらに教えてください」
(番組スタッフ)「岐阜県警の方でしたよね?名前だけもう一回聞いていいですか?すみません、不安なので…」
(ニセ岐阜県警)「オオクラサトシと申します」
(番組スタッフ)「さっき警察に行ったんですけど…詐欺ですよね?これ」
(ニセ岐阜県警)「…。(電話切られる)」
(番組スタッフ)「切れちゃいました」

(トビラシステムズ セキュリティリサーチャー 柘植悠孝さん)
「話せば話すほど相手の巧妙な話術に乗せられてしまうので、接点を持たない。怪しいなと思ったらすぐ切る」
トビラシステムズでは、先月から国際電話と末尾が「0110」の番号に自動で警告文を表示したり、着信拒否したりする詐欺対策のサービスも始めています。
警察をかたり、金をだまし取る悪質な詐欺電話。携帯電話を持っているだけで誰もが被害者になりうる状況が広がっています。