夜の城山でムササビ観察

佐伯市の自然を楽しむなら、夜の城山でのムササビ観察がおすすめです。
佐伯城跡がある標高144メートルの城山は、全国平均の2.5倍近い生息密度でムササビが生息しているそうです。
テントテントツアーズの工藤克史さんの案内で、ムササビの巣穴や食べ跡を探しながら山頂を目指します。
工藤さんは「この辺り結構足元を見ながら、緑っぽい葉っぱ。あんまり自然界でこんなに緑の葉っぱが落ちることないのにくらい落ちている場合はムササビが食べている可能性があります」と説明してくれました。

山頂からは佐伯市の街を一望でき、心が癒される絶景が広がります。
日没から30分ほどで動き出すというムササビを観察するため、野生動物への害が少ない赤色のライトを使用しながら下山します。


そして、ついにムササビの姿を発見!
「本当にふわふわでかわいかった。初めて見ました」と、その姿に感動します。この日のツアーでは、約2時間で3匹のムササビを観察することができました。

工藤さんは「普段入ることがない暗い山というか、夜の山に入れることが一番の魅力かなと思います。佐伯市の魅力は自然が一番と思います。おいしい食もそうですが、その源は自然から来ていて、その自然はいろんな楽しみ方があるので、いろんな形で佐伯市で楽しんでもらえたらと思います」と語ってくれました。

