5月1日は労働者の祭典「メーデー」です。
青森市では県労連などが主催する集会が開かれ、「最低賃金1500円」の実現などを盛り込んだメーデー宣言が採択されました。
青い森公園で開かれた県中央集会には、主催する県労連や県教組など23団体から220人が参加しました。
集会では、県労連の奥村 榮 議長があいさつに立ち、労働環境を改善するために「賃上げ」や「労働時間の短縮」が重要だと訴えました。
アメリカのトランプ政権が発表した相互関税の措置で、世界経済の不透明感が高まっているなか、デフレ脱却のために個人消費を喚起する必要性から、最低賃金を1500円にすることなどを盛り込んだ宣言を採択しました。
参加者たちはその後、市の中心部をデモ行進し、労働者の権利向上などを訴えました。