ラブロフ外相「そんな提案受け取っていない」ザポリージャ原発について

一方、ロシアのラブロフ外相はアメリカのテレビ番組に出演し、和平交渉の中でクリミアの扱いについては「議論されていない」と強調

また、アメリカがウクライナ国内の電力供給を支援するため、ロシアが占領しているザポリージャ原発を所有すると提案している事についても…

ロシア ラブロフ外相
「そんな提案は受け取っていません」

こう話し、アメリカに引き渡すことは「考えられない」と話しました。

こうした中、ロシアのプーチン大統領は5月9日の対ドイツ戦勝80年の記念日にあわせ、8日午前0時から72時間の一時停戦に入ると一方的に表明しました。

ただ、4月20日のイースターにあわせて宣言していた30時間の一時停戦は、双方が互いの停戦違反を主張し合い、不発に終わっています。

これに対し、ウクライナのシビハ外相は「ロシアが本当に平和を望むなら直ちに停戦すべきだ。我々は少なくとも30日間、即時停戦を提案し続けている」と反論しています。