新たな火種は“在日米軍駐留経費” 過去には石破総理も著書で…

共産党・小池晃 書記局長
「トランプ大統領、こう言ってます。『我々は数千億ドルを払って日本を守るが、彼らは何も払わない』。まったくもってふざけた発言だと思いますよ。これ以上の在日米軍の駐留経費の増加など、絶対受け入れちゃいけない」

石破総理
「この関税の交渉と安全保障の問題を、リンクさせて考えるべきだと思っておりません」

小池書記局長
「別の問題だと言ってね、誤魔化しちゃいけない。別の問題だったとしても、法外な要求などは断じて受け入れるべきじゃない。むしろ逆に削減を求めるべきだ」

そもそもこの米軍駐留経費、いわゆる“思いやり予算”をめぐっては、石破総理も著書『軍事を知らずして平和を語るな』の中で、負担を増やすどころか「減らす余地がある」と主張していました。

小池書記局長
「今こそ、この(負担を減らす)議論をトランプ大統領にぶつけるべきじゃありませんか」

石破総理
「わが国がさらにできることがあるか。よく認識しながら、我々は対応していかねばならない」