2022年、7年のブランクを経て再びスノーボード・アルペンの世界へ。

このとき178cm、99キロあったといいますが、減量、筋トレ、スポンサー探しとアスリートとしてほぼゼロからのリスタート。

それでもなんと2年目で、国内の頂点に上り、去年12月にはワールドカップの舞台にも舞い戻りました。

さらに、去年から長沼町でアマチュアからプロまで幅広く参加できる大会「マオイカップ」を開催。

プロの技術を体感し、競技の魅力や楽しさを伝える機会を自ら作りました。

異例の二刀流挑戦に妻・晴菜さんは…。

妻の晴菜さん
「最初やることなすこと大丈夫かよという感じだったけど、生き生きしているからいいかなって。生きている限りはこんな感じだと思うので」


今年2月、連覇をかけた全日本選手権には妻・晴菜さんと4人の子どもたちの姿もありました。

吉岡健太郎さん
「子どもって優勝以外よくわからないと思う、そこに上ってどうだっていう」


家族が見守るなか、始まった決勝の舞台。

吉岡さんは途中でうまくターンすることが出来ず、2位となりました。

妻の晴菜さん
「2位!負けました!」


長男・晴之介くん(8)
「もーう!」

吉岡健太郎さん
「スノーボードだったり、違うスポーツだったり何か、輝く大人になりたいなって思うような子どもが増えてくれたらいいかなって」