「秋山選手みたいに」打ち込むソフトボール

カメラの前でおどけてみせる大和くんですが、実は障害があります。幼いとき、自閉スペクトラム症と診断されました。
母・恵美さん
「保育園の年長さんの時に、体力測定があって、ボール投げが測定不能だったんです。ボールを投げられないっていうのは知ってたんですけど。風船を投げられて、キャッチするタイミングも取れなかったんですよね」
その中で始めたソフトボール。最初はやめたいと度々口にしていましたが、変化が訪れたといいます。恵美さんがかばんから取り出して見せてくれたのは、去年撮影した、秋山選手と大和くんが一緒に写る集合写真でした。

母・恵美さん
「3年生になって今のタイミングで秋山選手に招待していただいて、そこからすごく『ソフトボール、やっぱり頑張る。秋山選手みたいな選手になるんだ』って言って、本当にこの1年間、大きく成長した」
大和くんはこの日、秋山選手に会って伝えたいことがありました。
大和くん
「ボクたちを招待してくれてありがとうございますと試合に戻るの頑張ってくださいって言いたい」