広島カープの秋山翔吾選手。自身もひとり親家庭で育った秋山選手は、毎年、広島県内に住むひとり親家庭の親子を対象に、試合への招待を続けています。参加した子どもにとって一つの転機にもなっているというこの催し。参加した1組の親子に密着しました。
4月16日、期待に胸を膨らませて広島駅に着いたのは、小学4年生の半澤大和くんと母・恵美さんです。2人は秋山選手が招待したひとり親家庭の親子の催しに参加するため、マツダスタジアムに向かっていました。
7年前、広島市内で母と子の2人暮らしを始めた大和くん親子。親子2人の楽しみはカープ観戦です。今シーズン、初めての観戦です。「楽しみ」と声を弾ませます。

大和くんは小学1年生のときにソフトボールを始め、家では親子でカープ中継を見ているといいます。マツダスタジアムに到着すると、大和くんは笑顔が抑えきれません。
大和くん
「(何が楽しみ?)弁当食べるのが楽しみ、あと野球見るのが楽しみ、あと会えるのも楽しみ、全部楽しみ!」