先月(3月)、岡山市南区で発生した山林火災について、大森岡山市長は来月(5月)中に被害状況の調査が完了する見込みであることを発表しました。

きょう(24日)の定例会見で明らかにしました。山林火災の影響について岡山市は、土砂の流出する可能性がある箇所を梅雨の時期までに把握し、住宅への被害を防ぐため土嚢などで対策を行います。また現在も通行止めとなっている県道・長谷小串線については、依然として落石の危険性があるため、安全対策が終わるまでの3か月間ほどは通行止めを継続するとしています。

来月中には被害状況の調査を終えるとし、その後は住民説明会を行い復旧に向けた計画を取りまとめたいとしています。

(大森雅夫岡山市長)
「梅雨期を前に可能な限り市民の安全確保のために努力してまいりたい」

また会見では、様々な事情で義務教育を十分に受けられなかった人の「学び直しの場」になればと今月、岡山市に開校した夜間中学について、新たに協定を結び、倉敷市からも入学が可能になったことも発表されました。