支援イベント「GAPPA ROCKS ISHIKAWA」5月10日開催

東日本大震災から13年。トーキョー・タナカさんの支援活動は、ライフワークと言えるものになっています。その活動の根底にあるのは、「自分が前に出るのではなく、支援そのものが大切だ」という信念です。

MAN WITH A MISSION トーキョー・タナカさん「やっぱりまだ支援が必要。本当にまだやることがいっぱいあるので。」

能登半島地震から1年以上が経過した今も、多くの地域で支援が求められています。震災の記憶が薄れゆく中で、外部からの支援が徐々に減っていく現状に対し、トーキョー・タナカさんは強い危機感を抱いています。

支援活動をスムーズに進めるため、表に出ない形で、災害支援を行ってきたトーキョー・タナカさん。

「まだまだ復興には程遠い能登半島を、地元石川県の中心街である金沢市から後押しが出来ないか?」という思いから、自身が中心となり、支援イベント「GAPPA ROCKS ISHIKAWA」を開催することを決定しました。

GAPPA ROCKS ISHIKAWA ホームページより

このイベントでは音楽の力に加え、現在活動を続ける支援団体がブースを設けるほか、能登で営業を再開した飲食店なども会場への出店を予定しています。

GAPPA ROCKS ISHIKAWAは5月10日(土)石川県産業展示館で行われます。

自分はあくまでも「支援」であり、なるべく裏方に徹してきたトーキョー・タナカさん。今回、取材を受け入れた理由をこう話します。

MAN WITH A MISSION トーキョー・タナカさん「トーキョー・タナカがやってる感を出したくないっていうか。どちらかというと支援が大切だよっていうのを広めるために。メディア(取材)を受け入れたんです。」

あくまで「支援」。トーキョー・タナカさんの静かな情熱と行動力は、まさに「MAN WITH A MISSION」(使命を持った男)なのかも知れません。