2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震から1年4ヶ月余り。石川県によると、県内19市町で活動されたボランティアの人数は延べ19万人に達しています。そして、今も被災地に寄り添い、支援を続けるボランティアの存在があります。
人気ロックバンド、MAN WITH A MISSIONボーカルのトーキョー・タナカさんもその一人。2011年の東日本大震災で、人気ロックバンド10-FEETの支援活動「ふとん大作戦」に協力した経験が災害支援の原点となり、今回の能登半島地震の支援にも尽力されています。
トーキョー・タナカさんの想いとボランティアの今を取材しました。

社会的な影響力を持つアーティストが支援を行うことの意義を強く感じたトーキョー・タナカさん。重機の手配から物資の運搬まで、支える活動は徐々に広がりを見せ、2023年には災害支援プロジェクト「CONNECT(コネクト)」を立ち上げました。
MAN WITH A MISSION トーキョー・タナカさん「売れているアーティストが率先して支援を行うことには、すごく意味があることなんだなと思って、それがきっかけで、災害が起きて自分が使えるものは何でも使おうという形で始めました。東日本大震災の時からから継続してやってるんですけど、そこから災害が起きる度にやってたら、いつの間にか支援団体を作ってたっていう。」