秋が深まって紅葉が見ごろを迎えている長崎県・雲仙仁田峠を平地 真菜 気象予報士が散策しました。

先月の台風の影響が心配されたものの、妙見岳ではいま7割ほど紅葉が進んでいます。

平地 気象予報士:「初めての雲仙ロープウェイ、行ってきます!」


ロープウェイに乗ると“鮮やかな葉の赤さ”を感じました


カエデを中心とした120種類の樹木の紅葉。
先週の後半から気温が下がり一気に色づいたそうです。

平地 気象予報士:
「妙見岳まで登ってきました。手元の温度計を見ると8.6度。
風が吹くと手がかじかむような寒さなんですが、ここまで登ってくると、景色と紅葉どちらも楽しむことができます」

気温が8度以下の日が続くと色づき始めるため、これから一晩一晩の冷え込みでさらに赤く染まります。

登山客:
「今ロープウェイ乗って来て、すごく下が綺麗だなと思ってみました」

「綺麗です。パッチワークみたいで。色んな色がたくさんあって」


いろんな葉の色を楽しめるのが雲仙の紅葉の見どころです。
見頃は来月上旬までで、今年は2年ぶりに星空と紅葉のコラボを楽しむイベントが予定されています。

今回、薄手ダウンジャケットとトレンチコートを着て出かけたんですが “凍えました”
標高は1,300メートルあり、平地より10度以上気温が低いことが多く、通常の服装プラス2枚ほどの服を着ていった方がよさそうです。

また、雲仙仁田峠は人気スポットで毎年、大渋滞となっています。
この対策として、今年初めて駐車場を事前予約制にする実証実験が行われます。
今週末と、来月3日・5日・6日の5日間です。
予約など詳しくは雲仙観光局で検索してください。