山梨総合研究所の研究成果が発表され、県民の地域満足度の調査で仕事や収入などの面が低いことが報告されました。

23日は山梨総合研究所の研究員らが昨年度行った「若者への支援」や、「障害者ニーズ」など4つの研究成果を報告しました。

このうち佐藤文昭調査研究部長は「地域満足度」や「幸福度」をテーマに研究し、県民へのウェブアンケートで、住居や自然、心身の健康には満足度が高い一方、公共の交通機関や若者・女性の活躍、それに収入・仕事については低い結果になったことを報告しました。

また「幸福度」については他の統計データも総合し、若者は自宅時間が増加すること、高齢者は余暇が増えることによって幸福を感じることがわかったと明らかにしました。