レギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は194.6円で、4週ぶりに値下がりしたものの全国で最も高くなりました。高止まりが続くなか、政府は来月からガソリン価格を引き下げる方針です。

(記者)「こちらではレギュラーガソリン171円、3か月以上170円台が続いている」

資源エネルギー庁によりますと、県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は、21日時点で前の週から1.6円低い194.6円と、4週ぶりに値下がりしました。しかし鹿児島県は、3週連続全国1位の高値で、190円台が14週にわたって続いています。

(利用者)
「ちょっと前に比べると高い。毎日、通学で使うのできつい」

「高いと大変。入れる場所を限定して安いところを探す」

こちらは屋久島町のガソリンスタンドです。23日はレギュラー1リットル209円で販売されていました。

(屋久島町民)
「屋久島は特に高い」
Q.本土でも入れることある?
「ある、それよりも高い」

「高い、米もだし。なにもかも高くて屋久島困る。助けてください誰か」

高止まりが続くなか、政府は物価高対策として、来月22日からガソリンや軽油の価格を引き下げると表明しました。段階的に1リットルあたり10円、引き下げられるということです。

(利用者)
「安くなれば安いほどいい、我々は」

「(生活に)余裕が生まれるほどの差はないかな」

資源エネルギー庁は、来月の引き下げまでの間は、「小幅な値動きが続くと予想される」としています。