まもなくゴールデンウィーク。お出かけの予定を立てている人も多いかと思います。
指宿市の「指宿いわさきホテル」は、6月から休館することを決めていて、休館前最後の連休となります。“東洋のハワイ”とも呼ばれたリゾート地・指宿とホテルの歩みを振り返ります。
(いわさきグループ 岩崎芳太郎CEO)「70年間代々積み上げてきた成功事例を棄却して、(どのように)指宿で再スタートするか、そこに尽きるのではないか」
ピンク色の壁と曲線が印象的な指宿いわさきホテル。前身の指宿観光ホテルとあわせことし開業70年を迎えます。
(記者)「こちらのフロントで多くのお客さんを出迎えてきた。ロビーはガラス張りで風通しもよく、リゾートに来たような感じがする」
客室は210部屋。すべての部屋から錦江湾の絶景が広がります。

宿泊施設という枠に留まらず、ゲームセンターやカラオケといったアミューズメント施設。プール、ビーチ、ショーなど“東洋のハワイ”とも呼ばれリゾート地・指宿を全国に広めました。
昭和40年代から50年代にかけて沸いた新婚旅行ブーム。ピーク時には1日に500組を超える新婚カップルが滞在するなど、これまでにおよそ900万人が宿泊。指宿に全国からの旅行者を呼び込みました。