自閉症の画家、石村嘉成さんの半生を描く映画「新居浜ひかり物語青いライオン」が横浜でも上映されていて好評です。

映画「青いライオン」は、今月11日から横浜の映画館でも上映が行われています。13日と18日に行われた舞台挨拶は満員御礼。全国の観客数は、まもなく2万1000人に達する見込みです。舞台挨拶で、石村嘉成さんは、自閉症の療育に献身的に取り組み40歳で亡くなった母親の有希子さんへの想いを話しました。

(石村嘉成さん)
「故郷の横浜」(故郷じゃないよ~笑)
「無事、作品展も映画もみんなに喜んでもらえてよかったです」

横浜では、関東初となる嘉成さんの個展も開かれ、色鮮やかな動物画が人気を集めています。個展は、5月11日まで横浜赤レンガ倉庫で開かれ、連休中もにぎわいそうです。

こちらは青いライオンを見て映画を応援したくなったと寄贈された、その名も「青いライオン」です。備前焼作家の木村玉舟さんの手で作られました。

鉄分の少ない土で白く焼き上げる「白備前(しろびぜん)」の技法に、加熱すると色が出る釉薬を使って、優しい青が表現されています。暫くの間、RSKの玄関ロビーでご覧いただけます。