音楽やJAZZの楽しさを知ってもらおうと22日、長崎市の高校でプロのジャズピアニスト平戸祐介さんによる出前講座が開かれました。
長崎県立鳴滝高校を訪れた、長崎市出身のジャズピアニスト平戸祐介さん。

この出前講座は、高校生がプロの音楽に触れる機会を作ろうと、今年9月から始まるながさきピース文化祭2025の事業の一環として県が開いたもので、ピース文化祭のアンバサダーでもある平戸さんが講師を務めました。

ジャズピアニスト・平戸祐介さん「ジャズっていうのは君たちがつくって良い音楽。それがもしかしたらミスることもあるかもしれないんだけど、それが逆に成功したときがめちゃくちゃ面白い」

講座では、平戸さんが校歌をジャズにアレンジし、音楽部の生徒たちと即興でセッションも。

音楽部・宮澤亜美さん「ジャズは自分の好きなように演奏できるところがあるので、とてもいいなと思いました」

平戸祐介さん「生徒の実力っていうか音楽の素養にビックリしました。(音楽は)個人プレーと思われがちだけどひとつのチームプレー。それを今後の高校生活に生かしてほしい」

平戸さんによる出前講座は8月までに、五島南高校、活水中学・高校、長崎北高校でも開かれる予定です。