まもなくGWです。岡山県高梁市の備中松山城では山間部での事故に備え、警察による救助訓練が行われました。また、猫城主「さんじゅーろー」が一日警察署長に就任し、訓練を見守りました。

(さんじゅーろーの代理人)
「ぼくは毎日このお城へ来られる人と城下のみなさんの安全を見守っているにゃん」

高梁警察署の一日署長を務めたのは、備中松山城の猫城主「さんじゅーろー」です。

観光客が増えるGWを前に、安全な登山を呼びかけました。さんじゅーろーが見守る中、行われた訓練では、登山者が、山間部で足を怪我して歩けなくなった状況を想定。救助隊員がストレッチャーで安全な場所まで運び、岡山県警のヘリコプター「わしゅう」で救助・搬送しました。

(高梁警察署 大平郷司副署長)
「山には急な悪天候とか想定外のことが起きますので、熱中症とか滑落事故に十分注意して登山を楽しんでいただきたい。」

岡山県内では、去年1年間で、21件の山岳事故が起きているということで、警察では、登山前には徹底した準備をしてほしいとしています。